ヒーリングサロンをスタートして13年目。お客様へのエンジェルメッセージなどでは「好きなこと、魅かれることをしましょう」というメッセージが降りてくる事が多いのですが、ここ数年は何となくニュアンスが違うような気がする…と感じていました。
※ エンジェルメッセージは、「言葉」で降りてくると言うよりも感覚で受け止めているもの。それを何とか「言葉」に変換してお伝えしています。
何となくモヤモヤしながらも「好きなこと、魅かれること、直感でビビッとくるもの」の代わりになる、ピッタリの言葉が思い当たらずにいたのですが…。
先日、子どもが先生に言われたという言葉が、探していたもの…と感じました。
「人は子どもの頃は好き嫌いで判断する。
大きくなると、損得で判断する、
でも本当は善悪で判断しなければいけない。」
というものでした。
引用元を調べてみたのですが、どなたの言葉なのかは分からず…。
実業家の稲盛和夫さんの言葉が近いようです。先生のアレンジなのかも。
13年前、サロンで初めの頃メインで行っていたのはインナーチャイルドヒーリングでした。
「好きなこと、魅かれることをしましょう」というメッセージはつまり。
“人は大人になり、社会に適合しようとする中で自然と「損得」で考えるようになる。
それを「好き嫌い」で判断するようにしよう。”ということだったのだな、と気づきました。
インナーチャイルドを元気にしていくために。
数年前からはそこから一歩ステージが進んで「善悪」で判断しようメッセージが来ているようです。
ちなみに善というのは「人としての正しいこと」「道徳」というよりも、ニューエイジで言う「善」だと思っています。
アリスベイリーを読んでいると「善をなさんとする意志」がスタンダードに出てきます。
言い換えるとニュアンスが変わりそうだと思いますが…
自らの成長のために、ソウルのために。
自分のためだけではなく皆のために。
人類の進化のために。
が感覚として近いかも知れません。
シリウスらしい、良い意味での厳しさを持って育ててくれる、父性を感じるような言葉だと思っています。
今回の記事、写真で使わせて頂いた苺の花ことばは英語で「perfect goodness」でした。ハッとして調べてみると「good」は、諸説あるのかも知れませんが「god」から来ているとの説も…!
アリスベイリーでも良く使われる理由が分かった気がします。
冒頭でピッタリとくる言葉がなかった、と書いていましたが。実はもう少し正確に言うと、何となく「善悪」を使うのを避けていたのです。
人によって受け止め方が変わる言葉だと思いますし、厳しさや冷たさ、固さを感じる方もいらっしゃるだろうな…と。でも、これからは丁寧にお伝えしていこうと思います。